みなさんこんにちは^ ^
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)について言及していこうと思います。
みなさん、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)についてご存知でしょうか?
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と初めて診断された方、
また彼女や妻が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だった方、
ご友人やご家族が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だと診断された方、
様々だと思います。
私自身も、多嚢胞性卵巣症候群と診断された者の一人です。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは一体なんなのか??
不安に思う方もいらっしゃると思います。
その気持ちはよくわかります。
では今回は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になる原因や
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状について
ご紹介していきましょう。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された方でも
妊娠希望がある方、絶対に諦めないでくださいね!
Contents
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因と症状
〜診断基準と定義について
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)=Polycystic Ovarian Syndrom(症候群)
実は、若い女性の20人に一人が当てはまっているとも言われています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の定義と診断基準
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣の中に「卵」が必要以上に多くできていて
「卵胞」が一定以上の大きさにならない為に
排卵が起きにくくなって、生理不順や不妊症の原因になる症候群のことを言います。
卵巣を経膣超音波でのぞいてみると
ネックレスのように卵胞がいくつも連なっている状態が映し出されます。
これが1つ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断基準になります。
日本産婦人科婦人科学会・生殖・内分泌委員会によると、
- 月経異常
- 多嚢胞性卵巣(ネックレス状の状態)
- 血中男性ホルモン高値 or LH(黄体形成ホルモン)基準値高値かつ
FSH(卵巣刺激ホルモン)基礎値正常
これらの3つの条件をすべて満たすと多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されます。
- ❶〜❸の全ての条件を満たす場合多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とします。
- 月経異常の基準は、無月経・稀発月経・無排卵周期症のいずれかとします。
- 多嚢胞性卵巣とは、超音波断層検査で、両側卵巣に多数の小卵胞があり、
少なくとも一方の卵巣で
2-9mmの小卵胞が10個以上ネックレス状態であることとします。 - 排卵誘発薬や女性ホルモン薬を投与していない時期に、
1cm以上の卵胞が存在しないことを確認の上で
行います。
また、月経か消退出血から10日目までの時期は
高LH(黄体形成ホルモン)の検出率が低いこととします。 - 男性ホルモン高値は、テストステロン・遊離テストステロン・アンドロステンジオンのいずれかを用い
各測定系の正常範囲の上限を超えるものとします。 - LH(黄体形成ホルモン)高値判定は、
スパック−Sによる測定ではLH≧7mIU/ml(普通の女性の平均値+1×標準偏差)かつLH≧FSHとし
肥満例(BMI≧25)ではLH≧FSHのみでも可とします。 - クッシング症候群・副腎酵素異常、体重減少無月経の回復期などの多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と似ている状態と判断される場合を除きます。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、ホルモン検査で男性ホルモンの値が高いか、
LH(黄体刺激ホルモン)の値が卵胞刺激ホルモン=FSHよりも高い場合に判断されます。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状
- 排卵障害(無排卵)
- 生理周期が35日以上など長い
- 生理が来なかったり、来たりと不順
- 習慣性流産
- 不正出血
- 多量のオリモノ
- しつこいニキビなどの皮膚症状
- 多毛、低い声などの男性化
- 肥満
- 糖質代謝異常
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、先天性の症候群で原因がはっきりと医学的に解明されているわけではありません。
遺伝的な要因と考えられていることが多いですが
インスリンの働きが悪い場合や男性ホルモンが過剰なことが多く、
食生活や運動不足などの生活要因にも注目されはじめました。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因となるものとして考えられているものがいくつかあります。
それが、
- 血流の滞り
- 身体の不要なゴミ(脂肪・糖の過剰摂取・飲酒・喫煙)
- ストレス
です。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣や子宮などの生殖機能そのものの障害や
低下が原因ではなく、嚢胞と呼ばれる、本来必要のない「卵」がたくさんできてしまうことが
原因です。
体質改善によって、これらの不要な「卵」を取り除くことができたら
問題なく妊娠できるのです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方は糖代謝が悪く、太りやすいです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で肥満気味の方では
実際に5-10%程度の減量で排卵が始まり妊娠したというケースも
珍しくはありません。
ダイエット目的ではなくても、
体内の不要な糖質や脂肪の代謝を改善する目的の減量が
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の克服に有効だということが
近年わかってきました。
確かに、私が出会った多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性たちも
みんな食事に気を使って摂取カロリーを抑えていても、ぽっちゃり気味の子が多かったです。
そんな私自身も、まさに太りやすい体質です。
しかし、私の場合は糖質オフダイエットが効果てきめんでした!!
減量に成功しましたし、生理の回数も以前より増えたように思います。
自然に生理がくることがどんなに安心か、
他の普通の女性にはわからないのだろうな、とも思ってみたり・・・。
しかし、食事の知識や健康面での知識がとてもついたのは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のおかげですかね。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に対する認知度
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)って、認知度が本当に低いよね。本すらまともにない。もっと人に知ってほしいな〜。#PCOS #病気 #健康
— YURIKA (@yurikaberry) 2017年6月21日
先週受けた脳下垂体ホルモン検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断。割とありふれたものらしいですが。健康のためにも、仕事のストレスを減らして人間らしい生活をしたい(早く帰って夕飯自炊するとか)。仕事に人生左右されたくない。固い意思で生活を変えないと、きっと後で泣く。
— pentane (@restaurant_aya) 2017年2月22日
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は肥満だとなりやすいとかPCOSだから肥満になりやすいとかいろいろあるらしい、、ちなみに病気じゃなくて体質らしいので、、やっぱ痩せづらい体質ってあるんだと思う、、
— メロンちゃん (@melon9ch) 2017年1月23日
逆に普段生理がほとんど来ないからラッキー!な方も一度婦人科行ってそれが体質なのか病気なのか診断してもらったほうがいいぞ!ニキビが多かったり割と毛深かったり声が低めだったりちょっと太め体型だったりするとPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の危険性があるぞ!
— 凛黒 (@sakanekobullet) 2016年10月17日
知り合いの女性が、生理2〜3ヶ月にいっぺんしかこなくて、楽でいいなーと思ってたらPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)だったことがあった。
実はPCOSだという女の子、周りに結構いる— 右近レイ (@rei_ukon) 2016年1月20日
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